思いつくままに
不動産鑑定士李明源のブログ

2008-07-15

お天道様は見ている

食品の偽装問題、詐欺まがいの行為が後を絶ちません。
中国のギョーザ食品問題はまだ解決していませんが、このギョーザ問題が発生したとき、みんな一様に思ったものです、
「やはり日本産、日本製じゃなければ安心できない」と。
メイド・イン・ジャパン万歳の筈でした。

しかし、どうでしょうか?

そのイン・ジャパンでの食にまつわるインチキは次から次へと出てきます。
先日も、インチキ業者がインタビューに答えていました。
「どこ産の肉かは、一般の人ではわからないと思った。他でもみんなやっていること」

笑ってしまいます。
ばれないと思っても、ちゃんとお天道様は見ています。
いづればれます。
100歩譲って、たとえばれなかったとしても、そのインチキに対して、見返りは必ずやってきます。
因果はそういうふうにできています。

それにしても、ばれなければ何をやってもいいという精神は情けないですね。
お天道様は見てますよ。
17:42:33 - leem - TrackBacks

2008-07-02

紙一重

最近の痛ましい事件に接して想うのですが、どこか他人事のような目線でいろんな事件を捉えている印象を受けます。これは自分も含めてですが。
もっと言えば、テレビ劇場を見入る観客のような視点です。

果たして、凶悪な犯罪や未曾有の惨事は、自分たちとは無縁なのでしょうか?
「自分はそんな事件は犯さないよ」と、きっとみんなそう思っています。それが、意識していようが無意識であろうが。

しかし、です。
犯人について、インタビュアーが近所の人に聞くと
「あんなに優しい人が、信じられません」
という声が映像と共にテレビ画面から時々流れてきます。
こんな光景を見るたびに
ごく普通の人が、突如として思考回路がショートしてしまったとしか言いようがありません。

自分自身を見つめてみますと、思考回路がショートしたことはありませんが、思考の迷路から抜け出せなくなったことは今まで何回もあります。

あとちょっとのところで、ショートしたかもしれません。
このように考えると、犯人と私たちは、犯罪を犯す一線を越えるかどうかだけの違いで、紙一重のような気がします。

自殺についても同じことがいえると思います。

では、その紙一重を越えるか否かの違いは何なんでしょうか?

たまたま、他殺や自殺のことに触れましたが、ありとあらゆる場面で紙一重のシチュエーションに出くわすと思います。

たとえば、事業で成功した人失敗した人、試験に合格した人合格しなかった人、野球で首位打者をとった人2位に終わった人など。
数えればきりがありません。

結局のところ、紙一重の一線を越えるか越えないかは、その人それぞれの「こころ」なのではないでしょうか?

他殺や自殺も、やけになったり、失望したりした結果ですから、「こころ」のあり様でだいぶ違うでしょうし、勝負事にしても、なにがなんでもという「こころ」が必要だと思います。

それならば、「こころ」を鍛えて磨こうと思うのですが。
これが、なかなか簡単ではありません。
でもよく考えてみると、これが生きる目的なのかもしれません。

私は、最近ことあるごとに次のように念じています。

幸せは「こころ」のなかにある。




yyyy


上の写真は、私の好きな、名古屋の円頓寺商店街のある日の一枚です。
人が疎らで、昔ながらのホッとできる商店街です。ここを歩くのが大好きです。
商店街の方は、もっとにぎやかになって欲しいと願っているのでしょうが。



16:40:56 - leem - TrackBacks

2008-06-13

黒蜥蜴

やっとかめぶりに、芝居を見てきました。
江戸川乱歩原作、美輪明宏さん主演の「黒蜥蜴(くろとかげ)」
いやー、良かったですね。
高島政宏扮する明智小五郎と、ひたすら美を追求する、美輪さん扮する黒蜥蜴が繰広げる愛と探偵物語に、つい引き込まれしまいました。
芝居のよさは、役者と観客が一体となって同じ空気を吸う臨場感ですね。
演技も瑞々しくエネルギッシュでした。

この芝居の究極のテーマは「愛」でした。
物体を愛するのはエセであり自己愛であるが、
本物の愛はこころであるという奥深いものでした。

それにしても、俗世間とは関係ないところで、芝居、映画、音楽絵画などの文化に触れることは大切ですね。
こちらまでエネルギーをもらう気がします。

文化は心のビタミンという言葉があります。
たまには、芝居もいいもんですよ。
12:42:05 - leem - TrackBacks

2008-06-03

机上の理論

先日、知人の結婚式の2次会に参加させていただきました。
2次会は大変な華やかさで、会を企画した幹事の方の祝福度が伝わってくるような、素晴らしい催しでした。
進行は滞りなくすすみ、最後に、花嫁さんのお母さん(実母)から花嫁さんへの手紙が披露されることになりました。
お母さんは2次会には参加されていませんので、花嫁さんの友人による代読です。
手紙には、育てた親から、嫁ぐ娘への、愛があふれんばかりの感動的な内容が綴られていました。
そのなかでも、大変感銘を受けたのは次のような内容でした。

「お母さんは、あなたは何でも机上の理論で押し通すようなことが多いような気がしますので、机上の理論が通じない場合もあるということもわかったほうが良いと思います。
・・・・・・・・・・そして、周りの人に感謝する心を忘れないでください」

こんなような内容だったと思います。
机上の理論が通じない場合もあるという言葉に強く心を揺り動かされました。
一般的に、我々の日々の生活は「机上の理論」で動いているような気がします。
しかし、時には『机上の理論では通じないときもある』という、生きる上での一番大切なことを、母から子への最後の教えとして、手紙に託したんだなあと率直に感心しました。
なんて素敵なお母さんだろうと感動しました。

そして、手紙の最後は、『感謝する心を忘れないでください』という言葉で締めくくってありました。
机上の理論という「めがね」だけで物事を見ると、どこかに感謝の心を置き忘れてしまう、そういうことって多いですよね。

そもそも、生きていること自体、机上の理論では解明できないのですから、やはりまず「心」ありきなんだと思います。

本当に、心温まる2次会に参加できて感謝しております。

○○さん、どうぞ末永くお幸せに!
そして、ありがとうございます。
17:55:33 - leem - TrackBacks

2008-05-21

たんぽぽ魂

「たんぽぽ魂」

踏みにじられても
食いちぎられても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そしてつねに
太陽に向かって咲く
その明るさ
わたしはそれを
わたしの魂とする

坂村真民「念ずれば花開く」より

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私はこの詩が好きです。
道端に何気なく咲いていますが
たんぽぽは、決して威張らず
しなるような強さを教えてくれます。
生きていると誰にでも
いろんなことが起きます。
でも、だいじょうぶです、
「たんぽぽ魂」があれば。
15:05:28 - leem - TrackBacks